BDK で読み込む

Beans を JAR で圧縮して BDK で読み込みます。

前田稔の超初心者のプログラム入門

プログラムの作成

  1. Beans を JAR で圧縮して BDK で読み込んで HTML から起動するプログラムを作成します。
    BDK(Beans Development Kit) とは Sun Microsystemes が提供している Beans の開発ツールです。
    JAR を作成する作業用のフォルダー(仮に C:\TMP とする)を用意して下さい。
    package を設定したときは、フォルダーの構成とファイルの配置が重要です。 ヽ(^^ )
    package の説明は「プログラム入門(Java)/Java Program Note/Package でフォルダーを分ける」 を参照して下さい。
    +がフォルダーで、・がソースファイルで、*がコンパイラなどで作成されるファイルです。
    +C:\TMP
        +Bean
            ・JarBean.java
            *JarBean.class
        ・manifest.txt
        *jarbean.jar
        ・dummy.java        //CPad から起動するダミーファイル
    
  2. ボタンをクリックすると「1+2+3+...n」を計算する JarBean.java です。
    Java Beans を使うのは Applet に限りません。
    そこで継承する FORM(Applet, Panel, Component, Container)を幾通りか試した結果、Panel を継承するのが最も無難なようです。
    Applet を継承して、BDK で読み込むとエラーになるので念のため。 (^_^;)
    また BDK で読み込むときは getPreferredSize() メソッドが必要です。
    //★ 「1+2+3+...n」を計算する    前田 稔
    package Bean;
    
    import java.awt.*;
    import java.awt.event.*;
    import java.beans.*;
    import java.io.Serializable;
    
    public class JarBean extends Panel
        implements ActionListener, Serializable
    {   TextField   txf1,txf2;
        Button      btn;
    
        public JarBean ()
        {   setLayout(null);
            txf1 = new TextField ("100");
            add(txf1);
            txf1.setBounds(new Rectangle(10,10,70,20));
            txf2 = new TextField ("100");
            add(txf2);
            txf2.setBounds(new Rectangle(10,40,70,20));
            btn = new Button("Click!");
            btn.addActionListener(this);
            add(btn);
            btn.setBounds(new Rectangle (90,10,70,40));
            setBounds(new Rectangle(150,70));
        }
    
        public void actionPerformed(ActionEvent e)
        {   String  str;
            int     num,total;
            str = txf1.getText();
            num = Integer.parseInt(str);
            total = 0;
            for(int i=1; i<=num; i++)
            {   total = total + i;  }
            str = Integer.toString(total);
            txf2.setText(str);
        }
    
        public String getText()
        {   return txf1.getText();  }
    
        public void setText(String str)
        {   txf1.setText(str);  }
    
        public Dimension getPreferredSize()
        {   return new Dimension(200, 100); }
    }
    
  3. manifest.txt です。
    JarBean.class は Bean のフォルダー(Bean/JarBean.class)に置かれています。
    Beans のときは「Java-Bean: True」が必要です。
    Manifest-Version: 1.0
    
    Name: Bean/JarBean.class
    Java-Bean: True
    
  4. dummy.java のソースコードです。
    CPad を使わないときは不要です。
    //★ CPad を起動するダミーです    前田 稔
    //   javac Bean\JarBean.java
    //   jar cfm jarbean.jar manifest.txt Bean\*.class
    public class Dummy
    {
        public static void main( String args[] )
        {
            System.out.println("Hello World!");
        }
    }
    
  5. CPad を使用するとソースプログラムの作成から実行までを簡単に操作することができます。
    dummy.java をダブルクリックして CPad を起動して下さい。
    javac Bean\JarBean.java をコマンドボックスにコピー&ペーストしてコンパイルします。
    jar cfm jarbean.jar manifest.txt Bean\*.class をコピー&ペーストして jarbean.jar を作成します。
    jarbean.jar が作成されたら良しとして下さい。
    正常に作成されたことを確認するには、Main.htm, Main.jave を作成して jarbean.jar を呼び出して下さい。

BDK で読み込む

  1. BDK が C:\beans\ にインストールされているものとして説明します。
  2. C:\beans\beanbox\run.bat をダブルクリックして BDK を立ち上げます。
  3. メインウィンドウのメニューから「File/LoadJar...」で先ほど作った jarbean.jar を選びます。
    Bean 一覧の一番下にその中に含まれるクラス(JarBeak)が現れればOKです。
  4. JarBean をクリックすると、マウスカーソルが十字に変わります。
    メインウィンドウをクリックすると JarBean が貼り付けられます。
  5. 「File/Make Applet」を選ぶとプログラムや HTML が保存されます。
  6. C:\beans\beanbox\tmp\myApplet\myApplet.html をダブルクリックで起動します。
    セキュリティを解除すると TextField とボタンが表示されます。
  7. 上の TextField に 100 をタイプしてボタンをクリックすると、下の TextField に 5050 が表示されます。

超初心者のプログラム入門(Java2)