色を設定して線を描く

AWT を使って、色を設定して drawLine で線を描きます。

前田稔の超初心者のプログラム入門

プログラムの作成

  1. メモ帳などでタイプして DrawLine.java の名前で保存して下さい。
    //★ AWT で色を設定して線を描く    前田 稔
    import java.awt.*;
    
    public class DrawLine extends Frame
    {   public Color  color1, color2;
    
        // Main
        public static void main(String args[])
        {   new DrawLine();
        }
    
        // Constructor
        public DrawLine()
        {   super("DrawLine AWT");
            color1 = new Color(255,0,0);
            color2 = new Color(0,255,0);
            setSize(300,200);
            setVisible(true);
    
        }
    
        // Paint Method
        public void paint(Graphics g)
        {   super.paint(g);
            g.setColor(color1);
            g.drawLine(20,50,250,50);
            g.setColor(color2);
            g.drawLine(20,80,250,180);
        }
    }
    
  2. DrawLine.java をコンパイルして class オブジェクトを実行して下さい。
    コンパイルの詳細は Java2 を動かす または Jcpad の設定を参照して下さい。
  3. 赤と緑の二本の線が描画されたら完成です。
    プログラムの終了は DOS 画面でタイトルバーの「×」をクリックして下さい。
    「×」をクリックしても終了しない時は、DOS 画面で [Ctrl] キーを押しながら [C] をタイプして下さい。

プログラムの説明

  1. AWT(Abstract Windowing Tools)は、Java で GUIアプリケーションを作成するためのクラスライブラリです。
    現在では Swing もよく利用されていますが、Swing よりも軽い GUIアプリケーションを作成することが可能です。
  2. Java ウインドウ操作用の API を使用するので java.awt.* をインポートします。
    class DrawLine は Frame Class を継承します。
    color1, color2 は描画色の Object です。
        import java.awt.*;
    
        public class DrawLine extends Frame
        {   public Color  color1, color2;
        
  3. main() プログラムでは DrawLine をインスタンス化するだけです。
        // Main
        public static void main(String args[])
        {   new DrawLine();
        }
        
  4. DrawLine のコンストラクタです。
    super() で Super Class(上位クラス)の Constructor を呼び出します。
    new Color() で描画色の Object をインスタンス化します。
        // Constructor
        public DrawLine()
        {   super("DrawLine AWT");
            color1 = new Color(255,0,0);
            color2 = new Color(0, 255,0);
            setSize(300,200);
            setVisible(true);
        }
        
  5. paint() は描画処理で呼び出されるメソッドです。
    super.paint(g) で Super Class の paint を呼び出して、画面を初期化(クリア)します。
    g.setColor() で描画色を設定します。
    g.drawLine() で線を描きます。
    20,50 がラインの始点で、250,50 が終点です。
        public void paint(Graphics g)
        {   super.paint(g);
            g.setColor(color1);
            g.drawLine(20,50,250,50);
            g.setColor(color2);
            g.drawLine(20,80,250,180);
        }
        

【NOTE】

Java には new Color(255,0,0); などで色を生成しなくても、使用することが出来る色が幾つか用意されています。
g.setColor(Color.white);
g.setColor(Color.red);
g.setColor(Color.black);
g.setColor(Color.gray);
g.setColor(Color.blue);
他にも沢山定義されているので Java2 の API 仕様から Color クラスで調べて下さい。

超初心者のプログラム入門(Java2)